ホンダ「Dio・J」「Dio」「Dio ZX」1999.09.13【MMC】

1999年09月13日

原付メットインスクーター「Dio(ディオ)」シリーズをマイナーチェンジし発売


本田技研工業(株)は、初心者はもとより幅広い層に愛用されている50ccのメットインスクーター「Dio」「Dio ZX」をマイナーチェンジするとともに、お求めやすい価格の「Dio・J」をタイプ追加し、それぞれ国内の新排出ガス規制に適合させ9月14日より発売する。

原付メットインスクーター「Dio(ディオ)」シリーズをマイナーチェンジし発売
Dio
原付メットインスクーター「Dio(ディオ)」シリーズをマイナーチェンジし発売
Dio ZX

このDioは、’88年に初代モデルを発売以来、取り回しの良い車体サイズや力強い出力特性のエンジンなどで、国内においてシリーズの累計販売台数が280万台を突破するなど、幅広い層に好評を得ているモデルである。
 今回、3車種ともに、キャブレターのセッティングを変更するとともに、マフラー内部に酸化触媒(キャタライザー)を採用することで、国内の新排出ガス規制に適合させている。

販売計画台数(国内・年間)

120,000台

メーカー希望小売価格

Dio・J
144,000円

Dio
157,000円

Dio ZX
179,000円

今回のモデルの変更点(シリーズ共通)

  • キャブレターのセッティングを変更し、マフラーの内部に酸化触媒(キャタライザー)を採用することでCO、HCの削減を図り、国内の新排出ガス規制に適合させている。
  • マフラーの構造を変更することで、国内の新騒音規制に適合させている。

各モデルの主な変更点

Dio

  • リアキャリアの大型化。
  • フロントフォークのボトムケース部のカラー変更。
  • マフラープロテクターの形状変更。

Dio ZX

  • マフラープロテクターの形状変更。
  • スケルトンタイプのリアスポイラーの採用。

今回新たにタイプ設定したDio・Jは、Dioをベースに、フロントブレーキをドラムに変更している。

従来からの主な特長

  • フルフェイスヘルメットなどが収納できるメットインスペース。
  • 盗難の抑止に効果的なセンタースタンドをロックできる「ロックイン機構」。
  • 大容量6.0Lの燃料タンク。
  • 前・後チューブレスタイヤ
  • 簡便な操作で効果的な制動力が得られる前・後輪連動ブレーキ「コンビ・ブレーキ」
      システム。(Dioのみの装着)

カラーバリエーション

Dio・J

シャスタホワイト
ブラック

Dio

ポーセリンシルバーメタリック
キャンディグローリーレッド
べガブラックメタリック

Dio ZX

ピュアブラック
ブーンシルバーメタリック
パールシーシェルホワイト

主要諸元

通称名DioDio JDio ZX
車名・型式ホンダ・BB-AF35ホンダ・BB-AF34ホンダ・BB-AF35
全長×全幅×全高(m)1.675×0.625×
0.995
1.675×0.615×
0.995
1.675×0.630×
0.995
軸距(m)1.145
最低地上高(m)0.105
シート高(m)0.700
車両重量/乾燥重量(kg)75/6973/6775/69
乗車定員(人)1
燃料消費率(km/L)
(30km/h定地走行テスト値)
49.0
最小回転半径(m)1.80
エンジン型式AF34E 空冷2ストローク単気筒
総排気量(cm3)49
内径×行程(mm)40.0×39.3
圧縮比7.1
最高出力(PS/rpm)5.6/6,5006.3/7,000
最大トルク(kgm/rpm)0.64/6,0000.66/6,500
キャブレター型式APBC
始動方式セルフ式(キック式併設)
点火方式CDI式マグネット点火
潤滑方式分離潤滑式
潤滑油容量(L)1.3
燃料タンク容量(L)6.0
クラッチ形式乾式多板シュー式
変速機形式無段変速式(Vマチック)
変速比1速2.450~0.8502.850~0.860
キャスター(度)/トレール(mm)25°40′/72
タイヤサイズ3.00-10 42J90/90-10 50J
3.00-10 42J90/90-10 50J
ブレーキ形式油圧式ディスク機械式リーディング・
トレーリング
油圧式ディスク
機械式リーディング・トレーリング
懸架方式テレスコピック式
ユニット・スイング式
フレーム形式アンダーボーン

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