雑学収集!プーリーボスあれこれ!

最近寒さに負けて部屋にこもりながら雑学を収集しています。

今回はプーリーボスを比較してみます。

DioZX 35.88mm
Dio 33.11mm

AF35 DioとDioZXのボスです。この二つを少し加工したRPMハイスピードプリーで比較してみます。

RPMハイスピードプーリー加工済

ウェイトローラーのプーリー押し出し量が不明なのでこのプーリーは内面が黒塗りされていてスライドピースガイドのこすれた後を目安として比較して見ます。

RPMハイスピードプーリー加工済
RPMハイスピードプーリー加工済

ゼロ発進時

DioZX 12.5mm
DioZX 30.50mm
Dio 10.0mm
Dio 28.50mm

DioZXの方が幅が広くベルトを落とし込めるためよりローギヤでの発進が可能となります。

最高速時

DioZX 17.50mm
Dio 16.50mm

Dioの方が狭いためハイギヤーとなりベルトを押し上げています。さらにスライドピースの移動量にまだ余裕があります。このスライドピースがガイドとツラ位置まで動くのであればまだプーリーを押し上げる余力があります。

このプーリーは山頂部分を少し削ってありますのでまだ削る量を増やすことで計測数値が変わると思われます。

NCYハイスピードプーリーとキタコ(KITACO) ケブラードライブベルト

雑学収集!ベルとあれこれ!」「雑学収集!ベルトあれこれ!テスト!」にあるようにプリーにマークしたマジックが消えかつその後のはみ出し量が重要です。プーリーのふちを超えさらにハイギヤにするためです。そのためにはウェイトローラーのプーリー押し上げ量とフェリスとプリーの距離です。

整備不良発見!セカンダリ!整備編!」の時にトルクカムの溝を削りドリブン、トルクカムをより開くように加工していますのでプーリーボスの長さをベストチョイスできれば出だしから最高速までどちらかの犠牲を最小限に抑えることが出来ます。

今回計測に使ったパーツ
  • DioZXクランクシャフト
  • Dioフェリス
  • RPMハイスピードプーリー加工済
  • DioZXプーリーボス
  • Dioプーリーボス

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