最近寒さに負けて部屋にこもりながら雑学を収集しています。
今回はプーリーボスを比較してみます。
AF35 DioとDioZXのボスです。この二つを少し加工したRPMハイスピードプリーで比較してみます。
ウェイトローラーのプーリー押し出し量が不明なのでこのプーリーは内面が黒塗りされていてスライドピースガイドのこすれた後を目安として比較して見ます。
ゼロ発進時
DioZXの方が幅が広くベルトを落とし込めるためよりローギヤでの発進が可能となります。
最高速時
Dioの方が狭いためハイギヤーとなりベルトを押し上げています。さらにスライドピースの移動量にまだ余裕があります。このスライドピースがガイドとツラ位置まで動くのであればまだプーリーを押し上げる余力があります。
このプーリーは山頂部分を少し削ってありますのでまだ削る量を増やすことで計測数値が変わると思われます。
「雑学収集!ベルとあれこれ!」「雑学収集!ベルトあれこれ!テスト!」にあるようにプリーにマークしたマジックが消えかつその後のはみ出し量が重要です。プーリーのふちを超えさらにハイギヤにするためです。そのためにはウェイトローラーのプーリー押し上げ量とフェリスとプリーの距離です。
「整備不良発見!セカンダリ!整備編!」の時にトルクカムの溝を削りドリブン、トルクカムをより開くように加工していますのでプーリーボスの長さをベストチョイスできれば出だしから最高速までどちらかの犠牲を最小限に抑えることが出来ます。
- DioZXクランクシャフト
- Dioフェリス
- RPMハイスピードプーリー加工済
- DioZXプーリーボス
- Dioプーリーボス
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